ポールシフトで環境はどう変わるか?

ポールシフトとはそもそもどうして起こるのか?

 ポールシフトが何故起こるのかについては実は様々な要因があるため、これが原因だと決めつける事は出来ないのですが、とても身近なものですと、2004年に引き起こったマグニチュード9.3のスマトラ島沖地震で、最大で2センチ以上も移動するという極運動が発生した可能性があると言われています。また、今でも極端な移動は無いものの中心核の時世変動によって一年に64キロというスピードで磁北が東へ向かって移動しているという研究結果が出ていたりします。

ポールシフトには二種類ある

つまり、地磁気によるポールシフトと自転軸のポールシフトがあり、前者は、頻繁に発生し、後者はめったに発生しないといった特徴を持っています。特に地磁気のポールシフトに関しては大地が持つN極やS極といった物が数万年数十万年の頻度で反転しているという研究結果も出ているのですが、流石に反転まではいかない程度であれば、数年でも十分起こりうるということです。磁場が変わるだけでは対して環境に影響が出ないだろうと思う人もいるかもしれませんが、地球に降り注ぐ宇宙線の量などもこの地磁気によって変わってくるため、大して影響が無いとは言い切れません。また実際の自転軸の動きですが、地震や隕石などの墜落といった衝撃によって引き起こることが多く、これは実際に地球自体がずれてしまうという現象ですので、それはそれは大きな環境変化がでます。一部で発生した地震が起因として、様々な地殻変動が連続して起こったりするのはこれが原因でもあるといえるわけです。

ポールシフトによる変化

 地軸の傾きは不安定で、41,000年周期でおよそ21~24.5度の範囲で変化しているとされていますが、傾きが大きいほど極地が受けるエネルギー量が増えるので、たった3度の違いでも気候に大きな変化をもたらすようになっています。しかも23,000年周期で地軸の向きが変化する歳差運動もあるため、例え環境問題に気をつけていても対策不能な脅威が引き起こる可能性もあるわけです。

 実際に地軸の角度、地軸の向き、公転軌道から、地球の気候変動の分析に成功した人物によるデータ、いわゆるミランコビッチ・サイクルによると、地球は大昔から気温の低い氷期と、比較的暖かい間氷期を繰り返していることがわかり、現在は間氷期だから、確実にいつかは氷期が訪れるという事がわかっています。またそれが何かによって早まったり、不確定な要素によって地軸がずれる可能性もあるわけです。

恐竜の絶滅もこれだった

 恐竜が絶滅した理由の一つに、隕石が降り注いだからという話があることを皆さんご存知だとは思いますが、もう少し進んだ研究によると、この隕石が降り注いだことによって大きなポールシフトが引き起こり、恐竜が住めない環境になってしまったのではないかという説も存在します。実際に地球に対して今現在も小さな隕石が飛んでくるという事件は日常茶飯事で起こっており、その幾つかは大きなクレーターを残す形で、地球に着弾してしまっているという事実もあるわけです。これが仮にポールシフトを引き起こす程の巨大な隕石だった場合は、例え衝突によって地球が無事であったとしても、人が住める環境ではなくなってしまう可能性もあるわけです。

実際にポールシフトは起きている?

 先程も消化したポールシフトについての事例ですが、しっかりとしたデータが残っている事例もあります。それはイギリスで活動している専門かによるものですが、どうやら、現在の極は6ヶ月前よりも161マイル(約259km)ほど南西に移動しており、北極がシベリア方面に接近しているようです。これを発見した専門家は「この極移動の影響で今年は世界各地で記録的な寒さを観測した可能性がある」と推測しており、今後も極移動が激しくなると同時に地球環境も変動することになると見ています。

 地軸というのは気流の流れや温度変化、海流などの現象に大きな影響を与えているため、これ以上の極移動が発生した場合、地球環境が変動するのはほぼ間違いないです。当ブログでは昨年の5月に太陽の磁場転換が発生して、地球環境のバランスが変化したことを書きましたが、今後の地球では太陽の磁場転換とポールシフト(極移動)の相乗効果で、予想以上の猛烈な大変動が発生することになるかもしれません。

 また、太陽の磁場転換やポールシフトだけではなく、月の移動という不気味な現象も観測されています。パーデュー大学のMatthew Huber氏によると、毎年1インチ半(3.8㎝)ずつ月の軌道が地球から離れているのが発見されました。原因は月の重力により地軸の回転が減速したことと見られており、現在進行形でその速度が加速しているようです。(今までは2㎝程度)

このような研究を宇宙気候学と言う

 さて、このような宇宙や地球自体がどのように動き、それぞれがどのように気候に変化を与えるのかという根本とも言えることを調べる学問分野の中に宇宙気候学というものがあります。これは地球温暖化がとりざたされた後にメジャーになり始めた出来た学問分野ではあるのですが、実際に、様々な放射線が、雲に及ぼす効果などといったことまでを調べているそうです。次のページではそんな宇宙気候学について詳しく紹介していきます。