日本でも引き起こっている環境問題の問題

原子力発電所が目下の問題なのか?

 日本では今現在、CO2による地球温暖化の問題と原子力発電所との環境問題が真っ向からぶつかっている構図になっていますが、冷静になって考えてみるとこれは、環境問題ではなく、政治的問題、そして利権的な問題だという事に直に気づけるかと思います。また、気候学についての意見がしっかりと吟味されること無く、一度正しいとされたことが覆されても、一向に変える気がない政治とマスコミがその問題を更に深刻にしてしまっているという事実もあるのです。

そもそもマスコミの取りあげ方に問題が

 特にマスコミの取り上げ方には最近でもかなり問題があるものが多くなっています。特に顕著なのが、まだ、議論が深まっていない科学技術や学術的な問題について、一方の視点のみを取り上げて、まるで事実かのように喧伝するといった問題です。また、実際には問題がないものであったり、問題がごく軽微であるのにも関わらず恰も、絶対的な社会悪と誇大宣伝するという事実もあり、また、受け手側はそれを吟味すること無く受け入れているという非常に危うい状況になっているということです。

DHMOって知っている?

 DHMOという化学物質についてご存知でしょうか? DHMO (Dihydrogen Monoxide) は水酸の一種で無色、無臭、無味の化学物質なのですが、これが多くの環境破壊を引き起こしている上に、酸性雨の中にも大量に含まれていたり、また地球温暖化の原因となる温室効果にも影響を出していることが統計的に示されているというのです。また、このDHMOを吸引したことによって死に至ったり、大量に摂取することによって中毒症状が引き起こるということもある物質です。しかも、その物質は毎年数えきれないほどの人を殺しているというデータもあります。さて、この物質は世界中で規制されること無く存在していますが規制するべきでしょうか?

DHMOは危機な物質か?

 賢い人はもう気づいたかと思いますが、このDHMOという物質は水です。しかし、これをDHMOと言い換えて「水道から大量のDHMOが検出された」という風に言った事によって、米国のラジオ番組のDJが謹慎処分となっています。何故かと言うと、水道局への非難の問い合わせが殺到したからです。

 元々は一般の人々の科学リテラシーのなさを皮肉るジョークで、「摂取しすぎると死ぬ恐れがある危険な物質がある。その物質に完全に浸されると呼吸が妨げられる。その物質名は、一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド:DHMO)」という風に語られ、様々な有害化学物質に対する誇張された主張を皮肉るためにも使われてきましたが、アメリカは勿論のこと、日本でもこれと同じようなことが度々起きています。例えばゲーム脳やら、食品問題やら、今の原子力発電所の問題もそうです。(他にもこんにゃくゼリーの危険性に関することもそうですし、上げればきりがありません)

原発問題に苦しんでいるのは誤解された環境対策のせい?

 例えばの話ですが、「原発を全て撤廃するのでこれからはCO2を大量に排出します」と言い始めたら、おそらく国内外から批判を受けてしまうかと思います。しかし、冷静に考えてみれば、原発自体もものすごい大量にCO2を排出しているという事実がある上に、CO2自体に対する認識が少し間違っているのではないかという部分もあるのではないでしょうか? 例えば、CO2は水に溶けやすい性質があるため、排出されたCO2が実際に温室効果を高めるのではなく、海水に溶けてしまうのではないかといった意見もありますし、CO2の排出が問題になるのであれば、その海という調節機能の働きに関してしっかりとデータを出すべきだという意見もあります。そう言った懐疑派の意見を全て退けること無く、今現在の政治的なCO2があり続けるといった状況になっているのです。他にも懐疑的な意見がありますので、試しに幾つか見て行きましょう。

CO2のせいで海面が上昇するのか?

 よくCO2のせいで地球温暖化が進み、一部の島国が沈んだり、海岸線が消えたりする。日本の風土が損なわれるという風な話を聞くかと思いますが、実際に地球史年表を見てみると、CO2を大量に排出していなかった時代も、海水面が今より数メートル高かった時代があったという事実や、温暖期と氷河期を繰り返していたという事実もわかってきています。これをCO2のせいでと決めつけるのは簡単ですが、CO2の年間排出量のグラフが増えていて、温度も増えているという事実から単純に「地球温暖化の原因はこれ」とやってしまうのはあまりにも乱暴なのではないでしょうか?

CO2は温室効果を高めるのか?

 これに関しても疑念があります。勿論CO2が一つの要因となっていることは確かですが、それが大きな要因ではないのではないかと疑念を抱かれています。例えば今からかなり昔の地球の大気は現在の100倍もの高濃度であったことから、恐竜や、巨大な虫のような生物が生息していたという話は聞いたことがあるかと思います。しかし、その時代の大気の成分の大半はCO2だったのではないかとも考えられているのです。もしも本当にCO2が異常なほどの温室効果をもたらすものだとしたら海が沸騰して蒸発してしまっていたかもしれませんし、それが期待のまま残り、海自体が出来なかったのではないかという可能性も存在しています。しかし事実としてあるのは実際には海が出来たし、高濃度のCO2があったのにも関わらず温度自体は下がっていったという結果が出ています。一方この頃と同じ大気の環境にあったと言われている金星に関しては、海は出来ずCO2の大気だけが残っているという状況です。同じ環境で同じような大気があるのにも関わらず、ここまで環境に違いが出てくるとなると、それはCO2ではないものによって温室効果が出ているのではないでしょうか?

関係者は逃げの姿勢

 こういう質問に関して関係者は「もう結論は出た。議論は終わった」として、より綿密な調査対応を拒んでいるという不可解な態度を示すことがほとんどで、もしもこれらの懐疑論が暴論であるのだとしたら、それを明確に否定するような意見や、もしくはCO2による温暖化論をもっと確固たるものにするための姿勢を最低限度見せてもらいたいものですが、結局のところ、既にこのCO2にまつわる環境ビジネスが一定の市場を確保してしまっていることもあり、もはや今更是正することなど出来ないということなのでしょう。

 アメリカやカナダがこの京都議定書から抜けCO2の排出量に関してとやかくやらなくなったことを、当時のマスコミはかなり叩いていましたし、「車の国だからそういう枠組みに入りたくないのだろう」といった短絡的な誤解を生み出す結果をもたらしてしまっています。実際にはCO2を削減する事による効果がどの程度現れるのか、はたまた、それ以外に防ぐ原因は無いのかといった議論を真っ向から放棄して、やってしまっているのですから、アメリカやカナダが抜けてしまうという事は、当然といえば当然なのです。ただ、かと言って人為的な環境問題に関して全て無視してしまっていいとは限りません。そんな環境問題の歴史についても詳しく見て行きましょう。